子供の身長アップコラム

小学生と中学生なら飲ませる身長サプリを替えるべき?身長を伸ばすために必要な栄養素まとめ

投稿日:2017年6月25日 更新日:

多くのメーカーが開発・販売している子供向け身長サプリメント。各メーカーの公式サイトを見ると、それぞれに含まれる栄養素や配合量にはばらつきがあり、結局どの身長サプリが子供の成長に良いのか迷ってしまうことかと思います。

多量のサプリ

さらにはメーカーHPから受ける印象として、サプリの対象年齢が低学年の子供であったり、反対に10代中頃の中学生以上のようなケースもあります。そのため親御さんのなかには、子供の年代によって摂取すべき身長サプリメントを替えなくてはいけないのではないか、という疑問も起こるのではないでしょうか。

そこで子供が小学生の場合と中学生の場合では、飲ませる身長サプリメントを替えなくてはいけないのかどうか、まとめました。

小学生は摂取したい栄養素:タンパク質、アミノ酸

小学生と中学生とでは、そもそも根本的に注意して摂取すべき栄養素が異なるのでしょうか。まずは小学生が特に摂取すべき栄養素について見ていきましょう。

小学生の場合、代謝が高い分、活動量もエネルギー消費量もかなり高く、さらには体がぐんぐんと成長する重要な時期です。そのためよほど食事の栄養バランスに気をつけなければ、多くの栄養素が日常的に不足している状態に陥りやすいと言えます。

※目安として1日に必要な摂取エネルギーは、10歳前後の男子で2,250kcal、女子で2,100kcalとされています。しかし運動量などにより、多少の前後はあります。

まず重要な栄養素として、小学生の時期には身長が伸びることにつながる骨の成長、また丈夫な身体の土台となる筋肉や内臓の発達に欠かせない「タンパク質」が挙げられます。

タンパク質が重要だということは、構成要素である「アミノ酸」も当然ながら重要であり、特に子供が体内で合成できない「準必須アミノ酸」と「必須アミノ酸」は、食事から補う必要があるため見逃せません。

準必須アミノ酸「アルギニン」とは

「必須アミノ酸」とは、人間が生命を維持するために必要なアミノ酸約20種類のうち、9種類のアミノ酸を指します。そしてさらに、子供の未熟な身体では自力で合成できない「準必須アミノ酸」として、「アルギニン」というアミノ酸が存在します。

アルギニンの働きとして見逃せないのが、「成長ホルモン」の分泌促進作用です。成長ホルモンとは脳の下垂体前葉から分泌されるホルモンであり、(生涯を通じて分泌されるものの)成長期の子供においてはまさに大人の身体へ成長させる働きがあります。

そしてそのために、成長ホルモンは子供の骨のみにある「骨端線」という軟骨部分に働いて、その骨端軟骨の増殖を促し、骨を長く伸ばしていきます。

このような関係性から、骨を伸ばし身長を伸ばすためには、成長ホルモンの分泌量を増やす「アルギニン」を外から体内へ取り入れることが重要であると言えます。

小学生は摂取したい栄養素:カルシウム

次に骨を丈夫にし、身体のまさに骨組みを作る栄養素として「カルシウム」が挙げられます。厳密にはカルシウムには「骨を伸ばす(身長を伸ばす)」効果はありませんが、骨に強度を与え骨密度を高める役目があることから、やはりカルシウムは成長期に欠かせない栄養素のひとつなのです。

実は思春期が始まる(男子11歳頃、女子10歳頃)までの身長が、最終身長の高さをほぼ決めると言っても過言ではありません。

というのも、思春期後の身長の伸びしろはおおよそ「男子約25cm、女子約22cm」。そのため、小学生の時期にどれだけ骨を伸ばし、身長を伸ばしておくかが高身長へのカギとなるのです。

以上から小学生の時期は「タンパク質」「アミノ酸(特にアルギニン)」「カルシウム」を中心に摂取する必要があると言えます。

中学生が摂取したい栄養素

では中学生になると、どのような栄養素が身長を伸ばすためには重要となるのでしょうか。

中学生になると、身体を作る元となる「タンパク質」の必要量が人生のなかで最大になります。この時期は骨の軟骨部分を伸ばす(=身長を伸ばす)ラストスパートの時期でもあるため、軟骨の成長に働きかける「アミノ酸」(そのなかでも特に、成長ホルモンの分泌を促すアルギニン)の摂取量にも気をつける必要があります。

またやはり「カルシウム」摂取量も不足しないようにしなくてはいけません。中学生の時期は骨量が増加するため、骨の強度を保つカルシウムが不足すると、将来的に骨量が不足し、骨粗しょう症などのリスクが高まります。

さらには「鉄分」の摂取量も重要です。女子の場合は月経により鉄分が不足しがちになり、男子の場合は筋肉を発達させるために鉄分が必要となるからです。また鉄分は血液中の赤血球に存在する「ヘモグロビン」の材料となります。

ヘモグロビンは酸素や栄養素などを赤血球とともに血流に乗って運ぶ役割があるため、鉄分が不足すると結果的に成長に悪影響を与え、身長の伸びも悪くなってしまいます。

そのため中学生の時期は「タンパク質」「アミノ酸(特にアルギニン)」「カルシウム」「鉄分」を、身長サプリを活用しつつ、意識的に摂取する必要があると言えます。

足りない栄養素を身長サプリで的確に補給!

当然ながら、時期に関係なく「栄養バランスのよい食事」と「運動」、また「良質な睡眠」は、身長を伸ばすためには外せない3大要素です。

遊ぶ小学生と中学生

しかし数多くの身長サプリメントから子供に最適なものを選ぶ際は、お子さんに今足りない栄養素は何なのかを慎重に考え、上手に補給することを第一としましょう。

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