コラム:身長についてのあんなウワサ、こんなウワサ

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身長は遺伝と関係ある?

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確かに、身長の高さに親の遺伝は関係しますが、親が背が低いからと言って、子供が全員背が低いわけでも、親が背が高いからと言って子供が全員背が高いというわけでもありません。
背の高さにばらつきのある兄弟も沢山います。
実は、遺伝子による子供の背がどれほど伸びるかの割合は、約25%程度だそうです。遺伝子の部分では努力のしようはありませんが、残りの75%の部分では、子供の身長が少しでも高くなるように努力することが出来ます。
では、残りの75%の要因ですが、これは食事や睡眠、運動といった日常の生活が大きくウエイトを占めますので、子供の成長のために、一度家庭の生活習慣を見直してみるのも良いかもしれません。

バレーボールで背は伸びる?

バレーボールやバスケットをすると、昔から背が伸びると言われています。ですが、実際にはバレーボールをしたからと言って、必ず背が伸びるものではありません。
バレーボールやバスケットは、そのゲームの内容上、どうしても背が高いほうが優位なために、必然的に背が高い選手が残っていき、テレビなどで試合を見るときに背が高い選手を多く見ることになっているだけです。バレーボールのようにジャンプを沢山するスポーツは骨端線を沢山刺激するために、新しい骨を作る骨芽細胞が刺激されやすく、骨が作られやすくなりますが、ジャンプの刺激だけでは十分な刺激とは言えません。
大切なのは全身を満遍なく動かす事です。ですので、子供の頃は外で鬼ごっこや缶蹴りなど、沢山体を動かす遊びをするだけでも十分効果があります。

身長が高いと将来所得が増える?

よく親が背が低いからと言われて、子供の身長が低い事を受け入れるような発言をされる親もいます。
さて、身長が高い方が大人になって、収入が多いと言われますが本当でしょうか。日本では、研究されていませんが欧米では良く研究されています。ペンシルバニア大学の教授が研究して発表しているのですが、平均身長より2.5㎝高くなるほどに約2%ほど収入が多くなるというものです。欧米の白人男性が研究対象でしたので、日本人にそのまま当てはまらないとは思いますが、それでも気になってしまうのは仕方ありません。
ですが、約2%程度ですから、月数千円程度の収入UPは、少々微妙です。
実際に社会に出たら、身長よりも本人の能力や努力などが、重要になることの方が多いと思われます。

太っていると身長は伸びにくい?

太っている子供は背が高くなりにくい傾向にあります。太っている子供は、ほとんどの場合、栄養をたっぷりと摂っています。
そうすると、他の子供よりも早くに体が大きくなります。背が高くなる以上に横にも大きくなっていきます。背が高くなるためには成長期の始まりと終わりのタイミングも関係します。女子であれば小学校高学年、男子であれば中学生から成長期が始まるのがタイミングとしては良く、その後成長期が終わるのが遅いほど背が高くなる可能性が高くなります。
成長期は子供から大人の身体に変化する時期の事です。大人の身体になってしまえば成長期は終了します。
肥満傾向にある子供は、恰幅が良く体脂肪率も高いために、実際はまだ十分に成長しきれていない状態でも、大人の身体になったと身体が誤認識を起こしてしまい、早くに成長期が終わってしまうという事になり、身長が思うように伸びないという事態になります。
ですので、子供の身長だけでなく体重など、総合的に見て子供の成長具合を判断されたほうが良いでしょう。

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